素敵な社会人になりたい
4月になって、地域を回っていると、真新しいスーツや制服を身にまとって、少し緊張した面持ちで応対する「新社会人」の姿を目にする機会があります。その姿を見ていると、「頑張れー」と応援したくなるとともに、自分も頑張らなくてはという気持ちになります。
そんな新社会人の皆さんにとって、「敬語」は一つの壁なのかもしれません。しかし、その壁を越えたように思っていても、実は越えることができていない社会人も多いのではないでしょうか。私もその中の一人。つまり、私たちが普段の社会生活の中で正しいと思って、使っている敬語には誤りがたくさんあるということです。今日はその一部をご紹介します。
【ケース1】電話で取り次ぐ相手が休みの場合
× 本日、○○はお休みを頂戴しております
○ 本日、○○は休みをとっております
「頂戴する」は「もらう」の謙譲語。会社で休暇の許可を与えているのは社内の人間であるため、「頂戴するでは」では社内の人間を高めた言い方になってしまう。
【ケース2】お茶や料理をすすめる場合
× どうぞ、お召し上がりください
○ どうぞ、召し上がってください
「召し上がる」は「食べる」や「飲む」の尊敬語。「お」を付けることで二重敬語になる。
【ケース3】仕事の中で、謝罪する場合
×ごめんなさい、すみません
○申し訳ございません、失礼しました
「ごめんなさい」や「すみません」は、日常生活の中でよく使われるが、ビジネスのうえでは「申し訳ございません」や「失礼しました」となる。
正しい敬語をマスターして、素敵な社会人になりたいですね。